解決事例紹介~労働事件(団体交渉)~
◆事案の概要◆
A社の元従業員に対してした解雇が無効であるとして、労働組合から団体交渉を申し込まれた事件
◆争点◆
・解雇理由の正当性
・解雇予告が行われた時期
◆解決内容◆
正当な理由に基づく解雇であることを前提に、極めて低額な解決金の支払いにより和解が成立
◆弁護士のコメント◆
団体交渉は、企業側に誠実に応じる義務があるため、スタートが肝心です。
今回は顧問先の企業様であったため、団体交渉の申し入れ直後から対応を行うことができ、交渉期日の調整や会場の設定等スムーズに行うことができました。
解雇理由の相当性については、団体交渉以前から相談をいただいていたため、事前に証拠なども十分準備することができました。そして、客観的な証拠に裏付けられた説得的な交渉ができたと思います。